山形で創業した日本酒ベンチャーWAKAZE。2019年よりフランスパリにて清酒の醸造を行っています。そして今回特別酒として日本の酒米を使用し醸したのがこの『WA CLASSIC』です。
山形で創業した日本酒ベンチャーWAKAZE。2019年よりフランスパリにて清酒の醸造を行っています。そして今回特別酒として日本の酒米を使用し醸したのがこの『WA CLASSIC』です。
パリで酒造文化を0から築くWAKAZEにとって、精米歩合60%酒米をつかう吟醸造りは「日本の酒造り近年100年間」の歴史と技術の再構成と昇華の集大成となりました。
やわらかな雪解けを想わせる淡い口当たり、まだ誰も体験したことのない至高のSAKE体験をお届けします。
創業時より食の都パリでの酒造りを目指したWAKAZEは、ついに2019年秋、パリ近郊にパリ醸造所「KURA GRAND PARIS(クラ グラン パリ)」を創立しました。
日本人初のパリ近郊の醸造所では、その土地だからこそ醸せるテロワールを重視し、「現地を流れる硬水」と「現地のワイン造りに使われるBIO規格ワイン酵母」で酒造りを行います。
KURA GRAND PARISで造り上げたSAKEは、フランスにおける清酒コンクール「KURA MASTER」でも海外醸造酒蔵として初めて「プラチナ賞」を受賞。その酒造りのレベルの高さは、WA CLASSICでも贅沢に発揮します。
そんなWAKAZEの取り組みは、フランス最大の新聞紙「Le Monde(ルモンド)」をはじめてとして、数多くの現地メディアにも掲載されるほど。
パリ15区に2016年にオープンし、フランス料理に日本人らしいエッセンスを散りばめた美しいFusion料理を提供する「Restaurant Ken Kawasaki」。日本人の川崎遼平さんがシェフを務めるこのお店は、ミシュラン ガイドでも2018年より毎年、星を獲得しています。
そんな素晴らしいお店でも、WA CLASSICはペアリングディナーにオンリスト予定です。
パリ醸造所はじめての日本産米に選んだのは、WAKAZE創業の地である山形県が誇る酒米「出羽燦々」。精米歩合は60%に仕上げることで、透明感のある口当たりと米本来の味わいを共存させました。
精米歩合60%の高精白な掛米では、微生物の活動はおだやかで繊細。その繊細なふるまいを見逃さぬよう、杜氏 今井は常の管理に加えて毎晩2-3時間ほど醪に向き合いました。通常よりも長い醪期間のなかで、いちばん美味しく仕上がる搾りのタイミングを見定めます。
繊細でなめらかな口当たりに気づきます。その輪郭は丸みを帯び、これから訪れる味わいへの期待感が高まります。
透明感を感じさせるまろやかなボディ。その透明感は、日本から海を渡りフランスでSAKEへと昇華した出羽燦々ならではの味わいです。
余韻では、フランス醸造ならではのミネラル感の苦みとワイン酵母由来の酸味がきゅっと引き締め、淡い雪解けのように体に馴染みます。
¥6,600円(税込)
『WA CLASSIC』はフランス現地でも根強い人気のため、日本へは少量ずつ輸入し、限られた数のみご案内をしています。
■アルコール度数
13%
■原材料
米(山形県産 出羽燦々)
米麹(フランス カマルグ産米)
■精米歩合
掛米60%、麹米92%
■酵母
BIO規格ワイン酵母
■製法
白麹酛三段仕込
■内容量
750㎖