フランスでファンの声から生まれた夏のにごり酒「NIGORI」

フランスでファンの声から生まれた夏のにごり酒「NIGORI」

2021/09/17

最終更新日:2021/11/01

(Reading time: 約3分)

こんにちは、WAKAZEのSNS担当Mihoです!
朝晩はやっと涼しくなってきましたが、日中はまだ暑さを感じる日々が続いていますね。

今回は、残暑のなかで楽しみたいWAKAZEフランスの夏酒、「THE CLASSIC Summer Edition -NIGORI-」についてご紹介していきます!

<目次>

  1. 見た目も味わいも爽やかなNIGORI
  2. お客さんの「飲みたい!」の声から生まれたSAKE
  3. なぜ人気?フランスでも愛される味わい
  4.  パリでのポップアップでも好評!絶品ペアリングレシピ

 

1. 見た目も味わいも爽やかなNIGORI

みなさん、7月にリリースした「THE CLASSIC Summer Edition -NIGORI-」はもう飲みましたか?

NIGORI

「THE CLASSIC Summer Edition -NIGORI-」は、その名前のとおり、パリ醸造所の看板SAKE「THE CLASSIC」の"Summer Edition"(=夏版)です。

甘酸っぱくスッキリとした口当たりで、夏の時期にぴったりの1本。冷やして飲むとより甘みが感じられ、常温だとジューシーな酸味が楽しめます。

WAKAZE社内では、冷やす派と常温派で派閥ができるほど。(個人的には冷やして飲んだ方がおすすめです!)

THE CLASSIC & NIGORI

実際に「THE CLASSIC」と並べてみると、こんな感じ。

「NIGORI」の方は、ラベルの色合いが反転しているのです!
透明瓶も使用したことにより薄にごりのお酒の色合いも見えて、爽やかさが伝わってきますね。

そんな爽やかさ満点「NIGORI」、実はフランスのファンの声から生まれました。

 

2. お客さんの「飲みたい!」の声から生まれたSAKE

「NIGORI」が最初に生まれたのは、今年2021年の初め。

WAKAZEフランスでお客さんに「次のお酒は何を飲みたいですか?」というアンケートをしました。

「NIGORI」のほかにも、「グアバ」「桃」「スミレ」といったフルーツやお花も選択肢にあったのですが、
そこで1番人気だったのがNIGORIなのです。

他の3候補も人気だったのですが、現地では和の要素が人気ということもあり、「NIGORI」がフランスのWAKAZEファンから選ばれました。

FRANCE NIGORI
そのとき生まれた「NIGORI」がこちら。

フランス版のラベルは「にごり」という平仮名が大きく書かれているのがポイント!
フランス現地では、日本語が書かれていることでインパクトが生まれ、反応が良いのだそうです。

 

3. なぜ人気?フランスでも愛される味わい

お客さんの声から生まれたSAKE。
では実際に完成したお酒は、フランスでの反応はどうだったのでしょうか?

WAKAZEフランスのメンバーであるAyaちゃんに聞いてみました!

Aya

最初は「NIGORIってなんだろう?」と半信半疑なフランス人のお客さんも、一度飲んでみるとその美味しさにびっくりして、虜になる方が多いね。
その他にも、「テクスチャーがとても綺麗!」「爽やかでフレッシュな酸性があり、夏の食前酒(aperitif)にぴったり。」という声や、
「すごく美味しい!最初の一杯はそのまま、2杯目はレモンの皮を少し入れて楽しみました」とアレンジまでしくれたお客さんも!

PARIS POP UP
(パリ市内でのPOP-UPイベントの様子)

今年の7月に、パリ市内でポップアップイベントを行いましたが、そこでもNIGORIはかなりの人気商品でした!

フランスで感じる、「NIGORI」が人気な理由は2つ!

ひとつは、味わい。
爽やかな酸味がまるで白ワインのよう、という反応が多く、軽快な口当たりとその飲みやすさも好評です。
定番SAKE「THE CLASSIC」より甘みがあり、まろやかな味わいが魅力です。

 もうひとつは、和のコンセプト。
「NIGORI」という日本らしいコンセプトのSAKEは、フランス人の心に刺さり、印象が強く残るようです。

PARIS POPUP

 

4. パリでのポップアップでも好評!絶品ペアリングレシピ

そんなフランスでも愛されている「NIGORI」ですが、

「何を合わせたらいいかわからない」
「NIGORIと合う料理を知りたい!」

という方のために、絶品ペアリングレシピをWAKAZEフランスのメンバーに聞きました!!

今回紹介するのは、WAKAZEのパリ醸造所「KURA GRAND PARIS」で蔵人として働いているMiyukiさんのレシピ。

パリでのポップアップイベントでも、1日限定で振る舞ったところ、フランス人のお客さんからも、とても好評だったそうです。

Miyukiさんは蔵人として酒造りにかかわる一方で料理家としての顔もあり、パリ醸造所内でもその料理の腕前の高さが知られています。

MIYUKIさん

MiyukiさんがNIGORIと合わせる料理として考案したのがこちら!

「ハニーマスタードチキン」

【材料】
鶏モモ肉 900g
・塩胡椒 適宜
★ソース
・はちみつ 大さじ3
・酒または白ワイン 大さじ1
・しょうゆ   大さじ2
・酢またはリンゴ酢 大さじ1
・マスタード 大さじ2.5

作り方
1.鶏モモ肉を3cm角に切り、塩胡椒をまぶす
2.★のソースの材料を混ぜ合わせる
3.1の鶏肉を皮が付いてる方を下にして、フライパンで焼く
4.余分な油をのぞき、2のソースを回しかける。全体にソースがからまり、とろみがでたら完成!

マスタードチキン
こちらは実際にMiyukiさんが作ったもの。本当に美味しそう〜!

試食したAyaちゃんに感想を聞いたところ、
「とにかく美味しい!NIGORIの甘酸っぱさとハニーマスタードが良く合う!」

とのこと!日本でもさっそく作ってみようと思います。(早速今週末作ってみようかな〜♪)

 

Text by Miho 
幼少期をアメリカで過ごし、日本に帰国後日本文化について興味を持つ。その中でも日本酒の美味しさやその奥深さに魅了され、日本酒を世界に広める活動がしたいと思うようになる。大学2年時にフランスへ留学し、帰国後インターンとしてWAKAZEにジョイン。異国の文化に触れたり、新しい言語を覚えるのが好き。

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