美味しい温度は35℃!「かぼちゃどぶろく」

美味しい温度は35℃!「かぼちゃどぶろく」

2021/10/29

最終更新日:2022/01/12

こんにちは、WAKAZEの有園です!

すっかり秋らしい季節になり、朝晩の寒さも日に日に増してきましたね。
今回はこれからの季節にぴったりな「かぼちゃどぶろく」について、三軒茶屋醸造所の杜氏である戸田さんに話を聞きました。

造りの過程や味わい、おすすめの楽しみ方を通して、その魅力をご紹介していきます。

ーぱっと目を引くきれいな色に仕上がりです!仕込み中の写真がTwitterでプチバズりするなど、発売前からSNSで反響がありましたが、どのように造られたのでしょうか。 

見た目のインパクトが強いですよね!(笑)
WAKAZEも縁のある山形県の農家であるWATS WATS FARMさんのかぼちゃを使用したのですが、濃いオレンジ色がきれいに出てくれました。実は今回のどぶろくには、かぼちゃの果実を醪の中にそのまま加えているんですよ。

見た目だけではなく香りも立つよう、造りの過程でさまざまな工夫をいれています。酵素を活性化させ香りを引き出すために、まずはかぼちゃを一晩低温調理器で温めます。その後せいろで蒸し、柔らかくした状態のかぼちゃに黄麹を加えたものを醪に入れました。

ーかぼちゃがまるごど含まれているんですね!今回のお酒のコンセプトについて教えてください。

米とかぼちゃの旨味・甘味が溢れる、温めても美味しい「スパイスかぼちゃどぶろく」がコンセプトです!実り豊かな秋の食材を使って、これからの寒い季節にほっと一息つけるような優しいお酒を造りたいと思って。

収穫祭でも食べられていたというパンプキンパイをイメージして、温めた時により楽しめるように、2種のスパイス(シナモン・クローブ)を加えています。また、かぼちゃの瓜感を引き出すために、胡瓜も少し入っているんですよ。

ーなるほど。かぼちゃの良さを活かしたお酒にするために、かぼちゃの素材そのものだけではなく、他の素材もいれることで香りの工夫もされているんですね。かぼちゃどぶろくはどんな味に仕上がりましたか?

コンセプトの通り、米とかぼちゃの旨味・甘味が合わさった、優しい味わいに仕上がりました。スパイスで味を引き締めているので、甘すぎず、優しすぎず、だらだらと飲み続けてしまうような味になっています(笑)見た目が明るくはっきりしているので、家族や友人と複数人でワイワイ過ごしたいなんてシーンにも華を添えてくれるのではないでしょうか。

温めて飲む場合は、30~35℃くらいがおすすめです。冷やしてむのと比べて、かぼちゃ感がまったりと出てきてまた違った印象を受けると思います。温めた方がよりスパイスを感じやすいので、寒い日の夜、ほっと一息つきたい時なんかにピッタリなお酒です。

ー温度によって味わいの違いを楽しめるのは面白いですね。造り手おすすめの食べ合わせがあったら教えてください!

食べ合わせの食材としておすすめしたいのは、にんじん、しめじ、ベーコンです。
スーパーやコンビニで手軽に手に入れられるお惣菜などにも合わせやすいので、ぜひ試していただきたいです!

【おすすめのコンビニ惣菜】
・ベーコンブラックペッパーマカロニサラダ / セブンイレブン
・ポルチーニ香るキノコクリームスープ / セブンイレブン


かぼちゃどぶろく単体でももちろん美味しいのですが、よりまろやかに楽しみたい方はミルクと、がらっと雰囲気を変えて楽しみたい方はビールと割って"どぶビー"として飲んでみるのも面白いかもしれません。かぼちゃの良さを活かしつつも主張は強すぎないお酒なので、いろんな食材、飲料との組み合わせを楽しんでいただければと思います!

いかがでしたでしたか。
今回はこれからの季節にぴったりなかぼちゃどぶろくの魅力についてご紹介しました。
さまざまなシーンでお楽しみいただけるお酒なので、みなさんのおすすめの食べ合わせ・飲み合わせもぜひ教えてくださいね!

▼三軒茶屋のどぶろく かぼちゃ



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