【三軒茶屋醸造酒】FONIA~flavor hop~

【三軒茶屋醸造酒】FONIA~flavor hop~

2020/01/20

最終更新日:2020/09/10

今回ご案内させていただくのは、IPAスタイルのビールで用いられるフレーバーホップを贅沢に使用したお酒です。ホップを米とともに発酵させることで、落ち着くような香りが豊かなお酒に仕上がりました。
また、幅広い温度帯でお楽しみいただけるよう、清らかなSAKEに仕上げ、そこに花椒を合わせることでさらなる香気成分の調和と後味に複雑性を付与させております。

 

▽ご購入はコチラ▽

WAKAZE三軒茶屋醸造所のFONIA~flavor hop~ recipe no.041 

 

■商品スペック
使用米・・・・・・・ 山形県産出羽燦々、山形県産つや姫
副原料・・・・・・・ ホップ(jarrylo,mosaic)、花椒
製造方法・・・・・・ 甘酒花酛二段仕込
アルコール度数・・・ 13度
酸度・・・・・・・・ 2.7
日本酒度・・・・・・ -9

※副原料由来の澱・粒がありますが、品質には問題ございません。

■ホップ・花椒
かねてよりお付き合いのある「Far Yeast Brewing Company」様からjarrylo,mosaicといったトロピカルで熟れた香りのホップを譲り受け、当醸造所では過去最大量のホップを使用致しました。発酵初期と発酵後期に分割していれることで、酵母の代謝による香りの変化を活かした、重層的な香味を引き出しております。さらに爽やかな香りをもつ花椒も加えることでより香り高く、ホップの苦味と花椒の痺れが相まって複雑な後味を兼ね備えたSAKEへと仕上げました。

■造りへのこだわり
今回は『諸国ドブロク宝典』に記述のある岩手の民間どぶろく製法「花酛」を改変し《甘酒花酛》を新たに開発し醸造致しております。ホップの抗菌成分は加熱されることにより変化し、効果を発揮します。ホップを麹とともに高温糖化の後、加熱(=甘酒化)することで単行発酵的要素を取り入れながら、衛生的な酒母を完成させました。さらに白麹の糖化酵素がホップのもつ香気成分の前駆体を分解することで、潜在的に持つ香りを最大限に引き出しております。

■味わい、合わせるお料理について
グーリンなノートに加えミカンのような甘い香り・ジャスミンに似た香りも感じさせます。アタックはなめらかで、味の輪郭は丸く、終盤にホップの苦味とともに、花椒を感じるしびれるようなニュアンスをがやってきて舌を締めます。常温になるほど全体の輪郭や後味が落ち着き、時間の経過を楽しみながら味わっていただけます。

TOPページに戻る