【三軒茶屋醸造酒】FONIA TEA〜亀の尾×青茶~
2020/04/20
今回ご案内させていただくのは、青茶と自然栽培米・亀の尾を贅沢に使用したお酒です。新たに製法を開発しながら両素材を液体に取り込みます。素材の力強さを借りながらともに発酵させることで、自然の息吹を感じられるような複雑味と深い余韻を届けます。
ご購入はコチラ
▷WAKAZE三軒茶屋醸造所のFONIA TEA〜亀の尾×青茶~ receipe no.043
造りに込めた想いはInstagramのIGTVでムービー公開中
▷Instagram(@wakaze_japan)
■味わい、合わせるお料理について
穏やかながらも花のようなニュアンスの香りを感じさせます。味わいはアミノ酸を感じさせつつもくどくなく、ヨーグルトのような優しい酸味と茶由来の渋味が舌を締めます。後味は長く、口腔から鼻腔にかけて香りが残ります。ほうれん草のバターソテーとあわせて脂を切りながら、貝類の苦味と同調させて、よもぎ餅とあわせて新しい風味をお楽しみいただけます。
■青茶について
半発酵茶として知られる青茶ですが、その発酵度合いの幅はとても広く、青茶のなかでも様々な味わいの茶が存在します。その中で今回は発酵度合いの低い(=緑茶に近い)文山包種茶を使用いたしました。文山包種茶は緑茶に近い爽やかな香りもありながら、花のような可憐な風味があるのが特徴です。さらにこういった花やかさだけでなく、山のように力強い風味も持っています。そんな文山包種茶を贅沢に使用することで、お酒の風味に複雑さと力強さをあたえてくれました。
■造りへのこだわりについて
江戸時代の農法を再現しながら自然栽培を続ける荒生勘四郎農場とは創業当初から付き合いがあり、FONIATERRAでも自然栽培の亀の尾を使用しております。荒生勘四郎農場の亀の尾は滋味深く生命の力強さを感じさせ、青茶で感じた深い風味と合うと確信するに至りました。さらに今回は亀の尾と青茶を用いる上で、独自の製法を開発。木戸泉酒造の高温山廃酛をモチーフに「そやし水」を取り入れ、水酛との掛け合わせたことから、「高温水酛」と命名しました。生命の力強さを感じさせる「青茶」「亀の尾」を採用し酒に集約しながら、90%精米の力を活かして奥深い味わいを表現します。
■商品スペック
使用米:山形県産亀の尾90%、山形県産つや姫70%
副原料:青茶(文山包種茶)
製造方法:青茶高温水酛二段仕込
アルコール度数:16度
酸度:3.3
日本酒度:0