伝統と風習を体験する、1月のWAKAZE TOKYO

伝統と風習を体験する、1月のWAKAZE TOKYO

2022/01/15

最終更新日:2022/01/25

こんにちは、WAKAZEの有園です!
今回は、三軒茶屋醸造所に併設されているレストラン「WAKAZE TOKYO」の1月のコースメニューについてご紹介いたします。


WAKAZE TOKYOとは
東京・三軒茶屋とフランス・パリで酒造りをする日本酒メーカーWAKAZE が、同ブランドのお酒を最高に楽しんでいただけるペアリングに特化した体験型のレストラン。前身のレストラン「Whim SAKE & TAPAS」をリニューアルし、2021年10月よりオープン。

 

毎月メニューが変わる、予約制のペアリングコース

毎月異なるテーマに合わせて、日本全国から集めた旬の食材を使った料理と、パリ/三軒茶屋で造られたWAKAZEのお酒のペアリングコースを提供しています。カウンターのみ、1回9席限定。普段販売していないお酒や、お酒を使ったカクテルの提供など、ここでしか味わえない組み合わせを存分にお楽しみいただけます。

 

1月のテーマは「伝統と風習」
一年の始まりを祝う元旦をはじめ、伝統行事や風習に触れることが最も多いこの時期。一連の行事や風習には、さまざまな意味や願いが込められています。そして、日本酒もまた長い年月をかけて築き上げられた日本の伝統文化のひとつです。地域や時代と共に伝承されてきた、さまざまな食・酒の伝統と風習にクローズアップしたペアリングコースを提供いたします。

【1月のコースメニュー】
DRINK:Welcome drink 金柑の白麹甘酒

FOOD:胡桃入り田作り
DRINK:「FONIA TERRA」のお屠蘇

FOOD:ガサエビと苺のサラダ
DRINK:「三軒茶屋のどぶろく〜水酛〜」

FOOD:チーズ3種_黒豆マスカルポーネ/クリームチーズの酒粕味噌漬 トマトソース/カマンベールと酒粕の干し柿ロール
DRINK:ORBIA3種「LUNA/GAIA/SOL」

FOOD:寒鰤とみかんの塩麹カルパッチョ
DRINK:「THE CLASSIC」

FOOD:庄内豚と庄内あさつきの水餃子
DRINK:「サンチャスミサケ〜しいたけ〜」 燗

FOOD:鱈の白子のフリット 岩のりソース
DRINK:「サンチャスミサケ〜柚子 × 七味〜」燗

FOOD:羽黒緬羊の塩麹スパイスグリル
DRINK:「三軒茶屋のどぶろく〜生酛〜」 生酒

FOOD:新巻鮭と丸餅の酒粕雑煮

FOOD:ラ・フランスのガレット・デ・ロワ
DRINK:「三軒茶屋のどぶろく〜ミルクティー〜」  

  

■FOOD:胡桃入り田作り/ DRINK:「FONIA TERRA」のお屠蘇

乾燥させたカタクチイワシの幼魚を炒って、砂糖と醤油とみりんのタレで絡めて作る「田作り」。黒豆、数の子と続く、関東地方の祝い肴三種のうちの一つとして古くから親しまれてきました。WAKAZE TOKYOでは、醤油にかわり自家製の醤油麹、砂糖は三温糖を使用。さらに、胡桃を合わせた田作りをご用意しました。

合わせるお酒は「FONIA TERRA」のお屠蘇。
一年間の邪気を払い長寿を願いを込めてお正月に飲む「お屠蘇(とそ)」という風習があります。通常、屠蘇散(とそさん)と呼ばれる5~10種類の生薬を配合したものを、日本酒やみりんに漬け込んで作られます。

今回は、柚子生姜山椒と一緒に発酵させたボタニカルSAKEである「FONIA TERRA」を使った「お屠蘇」を準備しました。3種類のスパイス(シナモン、クローブ、八角)を浸漬させて、米麹に飯と水を入れて発酵させたのちに、草木の根の灰を加えて造られる「灰持酒(あくもちざけ)」である熊本の赤酒で割ったものをお楽しみいただけます。お屠蘇の甘さとスパイス感、田作りの炒ったカタクチイワシと胡桃の香ばしさとたれのキャラメル感が、おせち料理なのにコーラとスナックのような風味を感じさせます

  

■FOOD:寒鰤とみかんの塩麹カルパッチョ/ DRINK:「THE CLASSIC」

12月〜2月の冬が旬の天然物の鰤、寒鰤(かんぶり)。春の産卵にそなえて栄養と脂を蓄えており、ぷりっとした歯ごたえと濃厚な脂の旨みを味わうことができます。ブリは成長によって名前が変わる「出世魚」のため、新春を飾るにふさわしい縁起物です。武蔵村山市の東京狭山みかんを合わせることで、味に立体感を持たせました。

合わせるお酒は「THE CLASSIC」。南フランス・カマルグ地方産の食用米、硬水、ワイン酵母から成る100%フランス産のお酒です。果実を思わせる甘酸っぱいフレッシュさと、キレの良さが心地よさを特徴に持ちます。料理とお酒のもつ酸がかけ合わさり、口の中でそれぞれの持つ旨味がきれいにまとまります


▼「THE CLASSIC」はオンラインストアでもご購入いただけます



■FOOD:鱈の白子のフリット 岩のりソース/DRINK:「サンチャスミサケ〜柚子 × 七味〜」燗

山形県庄内地方の冬の風物詩といえば、旬の食材である鱈を使った「どんがら汁(鱈汁)」。鱈(=多良)でたくさん良いことが起こるように、「多良福(たらふく)食べられる喜び」につながるとして縁起物として用いられます。同じく庄内地方の冬の旬である、天然の岩のりとバターのソースを添えて提供します。

合わせるお酒は「サンチャスミサケ〜柚子×七味〜」。七味発祥の老舗「やげん堀」より特別調合された七味と柚子を使った、寒い冬にぴったりな体を温めるお酒です。ピリッとした辛味と共に香り豊かな味わいがお楽しみいただけます。すっきりした味わいがフリットの油をきってくれるとともに、白子の濃厚でとろっとしたテクスチャーと淡白な味わいが柚子七味の風味とマッチ。玉露と近い風味を持つ海苔のソースが、柚子と香りの相性がよく、相乗効果を生みだします。

▼「サンチャスミサケ〜柚子×七味〜」はオンラインストアでもご購入いただけます


WAKAZE TOKYOで、最先端のSAKE文化を。

いかがでしたか?WAKAZE直営の三軒茶屋醸造所併設 体験型SAKEレストラン。自分へのご褒美にも、友達とのお祝いにもおすすめです!ぜひ一度、WAKAZEがご提案するペアリングコースを体験してみてくださいね!


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